14.自律神経失調症
顎関節症に伴う症状として自律神経失調症があります。
自律神経失調症とは、あなたの意志とは関係なく体を調節している自律神経という神経の働きが乱れていることを言います。すると不眠症や食欲不振などが悪化してしまいます。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれており、交感神経は脳や体を動かす神経、副交感神経は脳や体を回復させる神経です。
自律神経失調症はこのうち交感神経が過剰に働くようになってしまいます。
副交感神経は、睡眠をさせたり、胃腸を動かしたりしますので、不眠症や食欲不振になるのです。
また、動悸や息切れ、疲労が取れないなども自律神経失調症の症状です。
顎関節症から自律神経失調症を患い原因として、噛み合わせの悪さや、そこから来る脳への緊張が原因と言われています。逆に自律神経失調症から顎関節症を患う方もおられます。
※顎関節症の症状は多岐に渡りますので、 思い当たる症状から順番にご覧下さい。