1.歯を治療する
◆ 歯科の治療 ◆
歯を治療する:手術
虫歯などにより、噛めない歯が出てくると、 物を噛む場所が偏ってしまい、 それが原因で顎関節症になる場合があります。 この場合は、原因である虫歯を早急に治す必要があります。 虫歯はほっといても治ることはありません。
歯を削る・高くする:手術
顎関節症を歯の治療で治すというのは、 歯を削ったり、または歯を高くしたりして 噛み合わせを合わせて顎を治すというやり方です。元々の顎の位置が正常で、 歯の欠損などにより噛み合わせが悪くなり、そのために顎関節症になっている場合は 歯を治療することが重要です。
しかし顎関節症の原因が顎の位置がずれている場合、 それに合わせて歯を削ってしまうと、顎のゆがみが定着化してしまう恐れがあります。 当然ですが、歯は一度削ると、もう二度と元には戻せませんので、 顎関節がずれて顎関節症になっている場合は、歯を削るよりも 顎の位置を先に治すことをお勧めします。
また、長年の歯ぎしりなどで歯がすり減っていることが原因で 顎関節症になっている場合は、歯を高くすることが必要になる場合があります。 歯を高くするのは、歯の上に物をかぶせていくのですが、 これは合わなければ後で取ればいいので、削るよりも抵抗なく試してみてもいいでしょう。