5.噛み合わせのずれ
噛み合わせが悪いと顎がずれやすくなるため、顎関節症になりやすくなります。
噛み合わせが悪いため顎関節症になるのか、顎関節症のため噛み合わせが悪くなるのかという問題もあります。
これはどちらも可能性があることです。
噛み合わせの悪い原因を大きく3つに分けると下記のようになります。
1. 歯の並び(噛み合わせ)は正常だが、顎がずれている
2. 顎は正常だが、歯の並びが悪い
3. またはその両方
当然ですが、原因のある個所を治療しなければ噛み合わせは良くなりません。
顎がずれている場合は顎を治す、歯の並びが悪い時は歯の並びを治す、この両方の場合は両方治すことが必要です。
歯の並びが悪い原因としては、片方の歯で噛む癖があるなどがあります。 詳しくは『顎関節症の主な原因』をご覧下さい。
また、噛み合わせを考えて行わない歯科矯正・抜歯・歯科治療・インプラント治療なども歯の並びが悪くなり、
噛み合わせが悪くなる原因になります。
歯が抜けたままでいると、歯の並びが悪くなり噛み合わせがわるくなります。
そのため、抜歯後または歯が抜けた後は、ブリッジ・入れ歯・インプラントなどの
何らかの処置を行うことをお勧めいたします。
※顎関節症の症状は多岐に渡りますので、 思い当たる症状から順番にご覧下さい。